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熱可塑性樹脂とは、固体状の鎖状高分子物質からできており、加熱すると外力によって変形・流動する性質(可塑性という)が表れる性質がある。この性質を利用して簡単に製品に加工することができる。
熱硬化性樹脂よりも製品に加工しやすい反面、製品を加熱すると可塑性が再び表れて製品の形が崩れるという欠点がある。また、薬品に対する耐性も熱硬化性樹脂に比べて劣り、化学薬品によって変質しやすい傾向もある。 |
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熱硬化性樹脂とは、プリポリマーという重合度の小さな粉末または液体状の物質またはこれに硬化剤という物質を加えたものを加熱すると、分子間に三次元的な橋かけ結合を形成して硬くなる、立体的な網目構造をもった高分子物質のことである。
一度硬化すると、溶媒にも溶けにくく、加熱しても可塑性が現れない性質をもち、熱可塑性樹脂よりも耐熱性や耐薬品性が一般にすぐれている。反面に、製品の形に加工できる性能は熱可塑性樹脂よりも劣る。 |
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