株式会社田中精機製作所 [社長挨拶]（東京都府中市）

　私たちは小粒でもピリリと辛い企業として、「小形・精密部品」のためのプラスチック金型企業として50数年の経験を積んで参りました。金型は“職人芸”から生まれるとベテラン職人の下で加工されてきましたが、実際は近代的な最先端技術と超職人とも言われる技能力が重なって出来上がる芸術品とも近い技術製品であります。

　それは、日本の金型がなぜ、世界で一番のブランドをキープ出来ているかと言いますと、設計では、CAD/CAM というコンピュータによる設計と加工が、経験を持つ職人力により加工されているからです。弊社の金型加工の歴史も日本の製造業を支えるために努力してまいりました。これからも絶えず先端技術の導入と職人力を磨き、日本の素晴らしい製品開発に対して「金型技術」を通して貢献してゆく覚悟です。